TOX® PRESSOTECHNIKは、TOX®-UDI(Universal Data Interface)パネルを発売し、最新のソフトウェア世代の製品に追加しました。このパネルにはPCが内蔵されており、ITセキュリティに最適なLinuxオペレーティングシステム上でTOX®-Softwareと連動します。タッチスクリーンを使って、システムの制御や視覚化、プロセスデータの保存や処理などを行うことができます。
直感的に操作できるパネルの中心的な要素は、いわゆるミドルウェア機能を持つTOX®-Softwareが実装されていることです。プロセスからのデータを処理し、MQTTやOPC UAなどの異なる通信規格で利用できるようにします。さらに、情報は内蔵ハードディスクやネットワーク経由でサーバーに保存することができます。関連するプロセスデータは、直感的に操作できるTOX®-Softwareで表示されます。「機能性は、視覚的なヒューマンマシンインターフェース(HMI)の域をはるかに超えています。ユニバーサル・データ・インターフェースは、IoTやインダストリー4.0に対応したデジタル接続への道を開きます」と、担当プロダクトマネージャーのFabian Bodensteinは述べています。
ユーザーは、TOX®-ElectricDrive Coreドライブソリューションなど、TOX®-Software 3.xが使用されている場所であればどこでもパネルを適用することができます。これは、品質データの保存やクラウドへの送信に使用することができます。ユーザーインターフェースのセントラルインテリジェンスとビジュアライゼーションとして、コントロールパネルはすでにTOX®-FlexPress Compact組立ワークステーションに標準搭載されています。加工結果は明確に視覚化され、必要に応じて上位システムへ転送されます。
240GBのハードディスクドライブ(21インチは256GB)を搭載しており、データのアーカイブや追跡が可能です。UDIパネルは、IP66に準拠したファンのない密閉型デザインにより、汚染やその他の環境からの影響から保護され、簡単に取り付けられます。また、周囲温度は0~40℃に対応しています。UDIパネルには、13インチと21インチがあり、サポートアームへの取り付けや設置に適しています。また、ハンディタイプとして10インチのパネルもあります。ディスプレイを必要としないアプリケーションには、制御盤用のTOX®-UDIモジュールも用意されています。