TOX® PRESSOTECHNIKは、操作が簡単で、充電式バッテリーによりどこでも使用できるハンディガンを新たに設計しました。MBT-C 050型TOX®バッテリーガンは、外部電源やエア供給による接続に依存せずに作動する初めてのモデルです。
試作品製作、連続生産、建築現場など、クリンチが必要な場面では、常に少ない労力で、少ない量をこなすことが求められます。このような用途では、一般的に外部増圧器やバランサーと組み合わせて使用される空気圧式ハンドガンへの投資が必ずしも正当化されるとは限りません。また、生産工場の外で修理する場合など、現場でのスペースやインフラが単に不足している場合もあります。そこで弊社は、より軽量で操作が簡単なTOX®バッテリーガン MBT-C 050を開発しました。リチウムイオン電池を含めても重量はわずか7キログラムで、10~50kNのプレス荷重を発生させることができます。このため、さまざまな素材や厚さの金属を恒久的に接合するのに十分な強度を備えています。
バッテリー駆動のTOXカシメ用ガンは、30ミリと60ミリのCフレームがあり、1回のバッテリー充電で最大400打点のTOXカシメが可能です。サイクルタイムは約6秒です。ユーザーはガンに接続し、Bluetoothインターフェースと各アプリを介して関連するプロセスデータを読み出すことができます。
TOX®バッテリーガンは、必要なTOXカシメツール、強力なリチウムイオン充電池、充電器を含むケースで提供されます。また、オプションとして、バッテリーの追加や、TOXカシメの残留底厚を確認するためのXゲージの注文も可能です。