TOX PRESSOTECHNIK
JP: 092-934-4888

News and blog

戻る

TOX®-eClinchingテクノロジーでレースに勝つ

07/05/2022
  • TOX®-eClinchテクノロジーは、バッテリーの個々のセルを互いに接続するのに適しています。
    Zoom
    TOX®-eClinchテクノロジーは、バッテリーの個々のセルを互いに接続するのに適しています。
  • 電池は、適切かつ特に安全に取り扱うために12個のモジュールに分割されています。個々のセルは、いわゆるバスバーで直列に接続されています。
    Zoom
    電池は、適切かつ特に安全に取り扱うために12個のモジュールに分割されています。個々のセルは、いわゆるバスバーで直列に接続されています。
  • eClinchingでは、数枚のシートを重ねて作る冷間成形で、プッシュボタンのような接合部を作り出します。
    Zoom
    eClinchingでは、数枚のシートを重ねて作る冷間成形で、プッシュボタンのような接合部を作り出します。

TOX® PRESSOTECHNIKは、エスリンゲン大学の学生による全地形対応車の製作を支援しました。このチームは、フォーミュラ・ステューデント・エレクトリックの建設コンペティションに参加する予定です。車載バッテリーの12個のセルを接合するために、板金接合技術の専門家がeClinch-Technologyを無償で提供しました。

 

フォーミュラ・ステューデントでは、学生が独自にレーシングカーを開発、設計、製造し、それを使って国際大会で競い合います。エスリンゲン大学のフォーミュラ・ステューデント・エレクトリックチームは、2011年にE.Stallの名で設立されました。現在、総勢30名のチームは、3台目の全地形対応車を製作中です。成功に欠かせないのが、駆動用バッテリーです。ドライバーに十分なパワーがあるかどうかで、競争に勝てるかどうかが決まります。搭載されている高電圧バッテリーは、最大電圧600ボルト、容量7.6キロワット時のもの。適切かつ安全に取り扱うため、12個のモジュールに分割されています。個々のセルはバスバーと呼ばれるもので直列に接続されており、150アンペア以上の電流が流れます。

 

クリンチポイントによるセルの接合には、TOX® PRESSOTECHNIKが提供するクリンチングツールを使用しました。クリンチングとは、追加要素や補助部品を必要としない、簡単に実現できる接合技術です。複数のシート層からなる冷間成形の工程で、押しボタン状の接合部を形成します。この場合、4つの層を接合する必要がありました。E.Stallチームは、この技術を使って工期を大幅に短縮し、プロセスの安全性を高めることができました。TOX® PRESSOTECHNIKのスペシャリストは、そのノウハウで学生たちをサポートし、電気的なeClinch-Connectionを最適に設計しました。 

 

E.Stall社のRaphael Raff氏は、その結果に満足している。「2日間で300個のセルを接合しました。直径の小さなパンチを使って、電池を1センチ小さくすることができました。」

弊社の主な取引先
  • Logo Audi
  • Logo AWL
  • Logo Blum
  • Logo Bosch
  • Logo Brose
  • Logo BSH

住所

トックス プレソテクニック株式会社
糟屋郡須惠町佐谷1261-1
〒811-2115 福岡県
電話: 092- 934-4888
Fax: 092- 934-4884
コンタクト
JP: 092- 934-4888 コンタクトフォーム
 
Cookie Information

我々のウェブサイトの内容を可能な限り最適に表示する為に、クッキーを設定しています。 クッキーの調節作業により、貴方のブラウザーを妨害したり 規制することが出来ます。